400年の歴史を誇る沖縄の宮古上布や宮古島で織られる芭蕉布。
宮古上布は、糸から染料まで全て自然の物から出来ています。薄く織られた布は上級品の証であり、上布と呼ばれるのです。
宮古上布は1975年経済産業大臣より伝統工芸品に指定を受け、1978年国の重要無形文化財に認定。2003年には糸績み技術が、国選定保存技術となりました。今から400年前、琉球の貢物を載せた船が台風に遭い、沈没しそうになったところ、ちょうど乗り合わせていた宮古島の弓人(ゆんちゅ)、真栄という男が勇敢に海に飛び込み、船の壊れた所を直して船員の命を救いました。琉球王がこの功績を称えて真栄を下地の最高位としたところ、その妻、稲石は喜び、心を込めて布を織り王に献上しました。これが宮古上布の世に知られる始まりだと現代に伝えられています。